6:
◯渡邉委員長 ありがとうございました。
これより会議を開きます。
ただいまの出席
委員は定足数に達しております。よって、
委員会条例第16条により、
委員会は成立いたしました。
御案内のように、当
委員会に付託されておりますのは、配付しております
委員会付託区分表のとおりで、議案第11号 令和3年度東かがわ市一般会計補正予算(第4号)についてでございます。
委員会の審査は、配付しております審査日程表のとおり行いたいと思いますが、これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯渡邉委員長 異議なしと認めます。
それでは、予算審査に入ります。
地域創生課からの補足説明を求めます。
酒井課長。
8:
◯酒井地域創生課長 委員会でお時間を取っていただきまして、ありがとうございます。地域創生課から補正予算について説明いたします。
補正予算書7ページの新型コロナウイルス対策事業費でございます。
小規模事業者等事業継続給付金として2億8,650万円を計上しております。給付目的としましては、全国的な緊急事態措置やまん延防止等重点措置による影響を受け売上げが減少した市内事業者や、感染拡大に伴う県下でのまん延防止等重点措置の適用及び営業時間短縮の協力要請などに応じた事業者への事業継続支援として、事業全般に広く使える給付金を支給するものでございます。
給付事業の制度概要につきましては、事業概要説明資料に基づき説明させていただきます。
まず、支給対象者につきましては、東かがわ市内に事業所がある中小企業等、または個人事業主で、4つの区分に該当する事業者とします。
まず、1)につきましては、大筋は昨年度実施の小規模事業者等支援臨時給付金事業を踏襲するものですが、減少率の捉え方につきまして、令和3年4月から9月までの6か月の売上げ合計額が一昨年同期、若しくは昨年同期と比較して30パーセント以上減少した事業者を対象とし、上限20万円を支給いたします。複数事業所がある場合でも1事業者1申請とし、減少した売上額が上限額を下回る場合は、その減少した額を支給いたします。なお、減少額に万円未満の端数が生じた場合は、その端数を切捨ていたします。
次に、支給対象者の2)から4)については、香川県が実施する支援、営業時間短縮協力金(第8次)、大規模施設等営業時間短縮協力金(第2次)、営業継続応援金(第3次)に上乗せをして支給いたします。それぞれ県事業の給付決定を受けたものを対象としまして、県の支給額の3分の1の額、上限20万円を給付いたします。
2)から4)につきましては、制度上、対象者が重複しない制度となっております。なお、支給対象者欄の1)に該当する者で2)から4)に該当する場合は加算して支給することとしております。逆に1)に該当しない場合でも、2)から4)のみの該当も支給対象といたします。また、2)から4)についてはまだ申請に至っていないことから、一応先行して申請することも可能にしようと考えております。
受付開始につきましては、議決いただきましたら制度要綱を定め、事業周知を行いまして、10月中旬に受付を開始したいと考えております。
補足説明は以上です。よろしくお願いします。
9:
◯渡邉委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手願います。
工藤正和
委員。
10:
◯工藤(正)
委員 制度についてお聞きします。
まず、支給対象者の1)のところですけど、今回の場合は、前回では2年度のところで実施した小規模事業者支援の分がありましたけど、その分と比較してどこがどういうふうに変わるのかをお聞きしたいんです。というんは、これは先ほど上限20万円というふうな話がありました。前回は売上額等の減少率の比較をして、その金額はあまり関係なく、30パーセント以上減少したら金額関係なく20万円の支給をしたと思うんですけど、そこは変わってないんかどうか。
その点が1点と、それと令和3年度になりまして4月から9月の売上げのところですけど、ここがもう既に令和元年、2年度はやっとったけど、令和3年度になって事業を辞めたという人につきましては、どういう対象になるんか、その点、お願いしたいと思います。
11:
◯渡邉委員長 佐藤グループリーダー。
12:
◯佐藤グループリーダー まず、減少率の捉え方につきましては、昨年度実施の場合はひと月の売上げ減少の比較をしておりましたが、今回の制度につきましては6か月分の合計額の比較というところで、そこが差を設けております。それと、20万円の上限につきましては、昨年度の制度につきましては、もう減少率のみ30パーセント以上のものに対しては一律20万円を給付したわけでございますが、そこで少し昨年度した事業の見直しと申しますか、検証をしまして、季節的な業種であったりとか、観光だとかいう業種の方の場合、売上の比較を取る場合にひと月の比較では少し捉え方が難しいなというところがございましたので、今回6か月分の合計をもちまして比較するといった制度を構築したわけでございます。
それと、事業を辞められた方につきましては、一応今回は継続応援というような意味合いもございますので、事業を辞められてる方については対象から外れてくるかなと思っております。その確認につきましては、申請の際のヒアリングですとかというところで確認をしてまいりたいと考えております。
以上です。
13:
◯渡邉委員長 工藤正和
委員。
14:
◯工藤(正)
委員 今の中で、6か月の合計額というのは分かりました。その6か月の合計額ですけど、その減少率、前回のところについては一律20万円というふうな形がありました。そこで、今回は上限20万円の話なんですけど、減少率は30パーセント以上というふうな形でクリアしたんやけど、その金額が20万円に例えば満たなかった場合、その場合については例えば計算したら15万円とかいうような形になった場合は15万円というような形になるんでしょうか。
15:
◯渡邉委員長 佐藤グループリーダー。
16:
◯佐藤グループリーダー 金額の15万円になるというところに関しましてはお見込みのとおりでございます。一律20万円の支給に関しましては、やはり昨年度事業を実施した検証としまして、年間の売上げとして20万円ない方も一律20万円というふうな支給でございましたので、そこは少し減少率に応じた支給の構築が必要かなということで、今回の制度構築にしたわけでございます。
以上です。
17:
◯渡邉委員長 ほかにありませんか。
山口
委員。
18:
◯山口委員 確認したいんは2点ございます。
最初、1番の対象者、中小企業とあと個人事業主とあります。この個人事業主というので、いわゆる法務局に届けを出した方というのはもう分かるんですが、前、確か別の補助であった例えば
農業協同組合とか漁業協同組合に所属してる方も対象だったかに思ってます。まず1点、これ今回もそういう方が対象なのかどうかの確認をしたいと思います。
19:
◯渡邉委員長 佐藤グループリーダー。
20:
◯佐藤グループリーダー まず、対象者の個人事業主の考え方につきましては、昨年度やりました事業と差は設けてございません。農林業の個人事業主の方も対象としております。
以上です。
21:
◯渡邉委員長 山口
委員。
22:
◯山口委員 もう1点なんですけど、受付の期間が来年の2月28日までになっています。今回、4月から9月の半年間の売上げという形なんですが、市のほうも先般、事業を進めていこうということで1年間のどこかでといういろいろな事業をされたと思います。さぬき市と合同ということでなかなかこれも難しいのかもしれませんが、4月から9月だけがいわゆる事業区分でないような事業体であったりとか、これから先、秋冬にかけてが苦しくなるというのも当然あると思うんですが、申請が2月まででしたら6か月の合計は変わらずに行くと、もう少しこの4月から9月ではなく、例えば今月からとかそういう形もあるのかなと思ったんですが、この辺、4月から9月に限定をした理由というのをお聞かせいただきたいと思います。
23:
◯渡邉委員長 酒井課長。
24:
◯酒井地域創生課長 まず、4月から9月にさせていただいたということは、まず大きいところで言いましたら、今回の新型コロナウイルス感染症に伴う影響につきまして1つの山場を迎えていると考えております。第5波が今、収束に向かっているところでございますけれども、更にワクチン接種率が上がってくるということで、一応9月までが1つの区切りとしてさせていただいたら、まず1つこの第5波をしっかり抑えるということで効果が出てくると考えております。
この後につきましてですけれども、当然、感染者数とか感染状況、経済の状況を見ながら、次のことは考えていきたいと思っております。
25:
◯渡邉委員長 ほかにありませんか。
久米
委員。
26: ◯久米
委員 この度の事業を行うに当たってお伺いをするんですけれど、香川県も各種事業支援をこの2)から4)のようにされております。この度、本市はそれにプラスアルファの支援をしようとしているわけなんですけれども、現在、このようにプラスアルファするのがさぬき市と高松市のように伺っているのですが、県内各市町で行われている9月議会も閉会をそろそろ迎える時期となっております。他市町の状況というのはお調べであるのか、内容をお伺いします。それが1点目。
2つ目は、四国内の銀行8行において、全て貯蓄額が昨年より増えているとの報道が出ております。そういった中で、本市がこの事業に踏み切るに当たって提案いただいたわけなんですけれども、数字的に本市の状況をつかんでいるというものがあれば、お伺いをいたします。
27:
◯渡邉委員長 猪熊主査。
28: ◯猪熊主査 まず、1点目の他市の状況につきましては、先ほどおっしゃっていただいた高松市とさぬき市は状況を把握しております。その他につきましては、観音寺市、多度津町が現在、上乗せ等を行っております。
以上となります。
29:
◯渡邉委員長 酒井課長。
30:
◯酒井地域創生課長 続いて、現在の市内の経済状況でございますけれども、数字的にきちっと何かつかんだものというのは持ち合わせておりませんが、実は商工会が3か月に1回、市内の中小企業等の景況調査報告というのを出しております。その中で、よく日経新聞とかに出ています天気予報みたいなマークの付いとるもので表現しているんですけれども、市内のあらゆる製造業、建設業、小売サービス業、全てにおきまして、簡単に言いましたら雨マークということで、例えば4月から6月でありましたら、その前の3か月に比べてまだまだ調子が悪い、景気が悪いというところでの報告を頂いております。そういうところを見ますと、飲食、小売業だけでなく、市内の産業構造いいましたら、製造業も含めて全体的にまだまだ調子が上向きにはなっていないのかなというように思っております。
31:
◯渡邉委員長 久米
委員。
32: ◯久米
委員 続いて、1番の支給対象者の1)の上です。東かがわ市内に事業所がある中小企業等または個人事業主というところなんですけれども、確定申告をしているかしていないかというのは、今日までの様々な事業においても1つの議論の上に上がっていたかと思うんですけれど、その点についての今日まで検証してきた結果と今回臨むに当たってどのようにお考えであるのか、確認の意味も込めてお伺いをいたします。
33:
◯渡邉委員長 佐藤グループリーダー。
34:
◯佐藤グループリーダー まず、事業を行う方というのは、まず確定申告を行う必要がございますので、今回の事業に関しましては確定申告書、若しくは住民税申告書の写しの控えを求めようと考えております。
以上です。
35:
◯渡邉委員長 大田
委員。
36: ◯大田
委員 今回の補正、市内事業者は大変疲弊しております。そうした中、財源は財政調整基金ということで、もう本当に市民の方が困ってる、素早い市長の判断で、これは高く評価できると考えております。
その中で質疑いたします。昨年度、令和2年度の10月の補正予算のときの事業者の事業者数は商工事業者、農林水産業者、加えて2,231くらいだったんですが、今回はこの1,300事業者ということで、これは前年度の事業を精査して踏まえたものか、それについて1点お伺いします。
それと、2)、3)、4)、これ全部飲食店のみだと思うんです。この第8次の場合はきちんと対応してますいう認定店に限りということがあると思うんですけど、東かがわ市の飲食業者はそういうことで大体認定店になっているのか、2点お伺いいたします。
37:
◯渡邉委員長 佐藤グループリーダー。
38:
◯佐藤グループリーダー まず、昨年度の事業の実績でございますけども、総数としまして全ての事業者を含めて1,332件という数値でございます。
それと、認定店につきましては猪熊のほうからお答えいたします。
39:
◯渡邉委員長 猪熊主査。
40: ◯猪熊主査 認定店の有無につきましては、香川県営業時間短縮協力金第8次につきましては、今回、要件に含まれておりません。市内におかれましては10店舗ぐらいと把握しております。
41:
◯渡邉委員長 大田
委員。
42: ◯大田
委員 これ、県のほうの大きな広告の中で、9月4日までに申請した人は今回の中に出ると書いてありますので、やはりその辺りをきちんと精査していくべきと感じるんですが、いかがですか。
43:
◯渡邉委員長 酒井課長。
44:
◯酒井地域創生課長 御指摘ありがとうございます。まだ今回、県のほうの支援事業につきましては13日以降の事業でございまして、まだまだ制度要綱がきちっと発表されておりませんので、確認しながら対応していきたいと思っております。
45:
◯渡邉委員長 大田
委員。
46: ◯大田
委員 これ、事業者の方、かなり待ってらっしゃると思います。迅速な対応をしていただきたいと思うんですが、周知等はどのようになさるのか、その点についてお伺いいたします。
47:
◯渡邉委員長 酒井課長。
48:
◯酒井地域創生課長 周知につきましては、まず10月の中旬ぐらいには受付等を開始したいと思っておりますので、まず交付要綱等を策定しまして、10月の頭ぐらいにはまず市のホームページには発信していきたいと思っております。その後、広報紙、10月の下旬になるんですけれども、そこには当然、記事として載せさせていただく。併せて、商工会のほうの会報誌なり、及び連絡、チラシの配布とかの御協力を頂く予定にしております。
49:
◯渡邉委員長 ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
50:
◯渡邉委員長 なければ、これにて地域創生課の質疑を終結いたします。
以上で全ての質疑と説明を終結いたしました。
これより、議案第11号 令和3年度東かがわ市一般会計補正予算(第4号)についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
51:
◯渡邉委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより、議案第11号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
52:
◯渡邉委員長 起立全員であります。
よって、議案第11号 令和3年度東かがわ市一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
以上で、当
委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。
委員の皆様、大変お疲れ様でした。また、市長はじめ執行部の方々には、心より厚く御礼申し上げます。
これをもちまして
予算審査特別委員会を閉会いたします。
(午前10時27分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会予算審査特別
委員長